仁義礼智
読み方
じんぎ れいち意味
儒教で重んじる四つの基本徳目。「仁(思いやり)」「義(正義・道理)」「礼(礼儀・秩序)」「智(知恵・判断力)」を備え、人格を高めて正しく生きることをいう。四徳として人のあるべき姿の根本とされる。由来
中国の儒教思想に由来する徳目のまとめ。『孟子』などで説かれる仁・義・礼・智(のちに信を加えて「五常」)が基礎となり、四つを並べた形が定着した。日本には仏教・儒学受容とともに伝わり、江戸期の朱子学の普及などを通じて道徳規範として用いられた(成立年代の特定は困難)。備考
「礼智」は「礼・智」と二つの徳を指す。現代では堅い文章・講話での使用が中心。一般に「五常(仁義礼智信)」と併せて語られる。例文
- 仁義礼智を重んじる家風で、子どもにも礼儀を厳しく教えた。
- 武士道は仁義礼智を土台にして語られることが多い。
- 彼の判断は、仁義礼智のどれにも照らして筋が通っていた。
- 仁義礼智を掲げるなら、弱い立場の人への配慮を忘れてはならない。
- 企業理念に仁義礼智を取り入れ、利益だけでなく社会的責任も強調した。
類義語
- 仁義礼信
- 四徳
- 五常
対義語
- 無道不義
- 背信忘義
- 非礼千万