人面獣心
読み方
じんめん じゅうしん意味
人の顔をしていながら、心は獣のように残酷で情けがないこと。外見は立派・穏やかに見えても、内面が冷酷で非人道的な人物や態度を強く非難していう。由来
中国古典に由来する語とされ、古くから「人の面(おもて)をして獣の心を持つ」意で用いられた。特定の出典・成立年代は諸説あり、確定した年や時代は不詳。日本語では漢文訓読を通じて受容され、道徳的非難の語として定着した。備考
強い罵倒語で、公的文章や面と向かっての使用は慎重に。人物だけでなく行為・組織の非道さを批判する文脈でも使う。例文
- 弱者をだますなんて、人面獣心の所業だ。
- 彼は笑顔で近づきながら裏で陥れる、人面獣心の男だ。
- 利益のために安全を無視するのは人面獣心と言われても仕方がない。
- その判決を聞いて、世間は人面獣心だと怒りを爆発させた。
- 人面獣心の振る舞いは、いずれ信頼を失う。
類義語
- 冷酷無情
- 残忍非道
- 非人道的
- 鬼畜
- 悪逆非道
対義語
- 仁義礼智
- 温厚篤実
- 慈悲心
- 仁慈