人海戦術
読み方
じんかいせんじゅつ
意味
大量の人員を投入し、個々の能力より人数の多さで仕事や戦いを押し切ろうとするやり方。しばしば非効率・旧式という含みで用いる。
由来
「人海」は人の海の意で多数の人員を指し、「戦術」は戦いの方法。近代以降の軍事用語として成立し、特に20世紀(年代は特定困難)に「人数で押す」戦法を指して広まった。のちにビジネスや作業現場にも比喩的に用いられる。
備考
多くは批判的に「非効率」「根性頼み」のニュアンス。軍事由来だが、IT・製造・イベント運営などで比喩として一般的。文脈により必要性を肯定する場合もある。
例文
- 締切が迫り、結局は人海戦術で徹夜対応することになった。
- 人海戦術に頼るとミスが増えるので、工程を見直そう。
- 会場整理は人海戦術で乗り切ったが、来年は動線設計を改善したい。
- その会社はテストを人海戦術で回しており、自動化が遅れている。
- 災害復旧では人海戦術が必要な場面もあるが、安全管理が欠かせない。
類義語
- 人海作戦
- 数の力
- 物量作戦
- マンパワーに頼る
対義語
- 少数精鋭
- 精鋭主義
- 省力化