五臓六腑
読み方
ごぞう ろっぷ意味
人体の内臓全体を指す語。転じて、心の奥底・胸中のすみずみまで、または深く身にしみて感じること(「五臓六腑に染み渡る」など)を表す。由来
中国由来の語。五臓(肝・心・脾・肺・腎)と六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)という、古代中国医学(漢方)の臓腑概念に基づく。成立の正確な年は不明だが、漢代以降の医学思想・文献の影響を受けて日本語でも定着したとされる。備考
比喩では「〜に染み渡る/響く/しみる」などと結びつきやすい。医学的には古代中国の分類で、現代医学の臓器区分と一致しない点に注意。例文
- 冷えた体に熱い味噌汁が五臓六腑に染み渡った。
- 彼の言葉は五臓六腑に響き、涙がこぼれた。
- 山歩きの後の水は五臓六腑にしみる。
- 彼女は五臓六腑の底から怒りを覚えた。
- 健康診断で五臓六腑に異常がないと分かり安心した。
類義語
- 臓腑
- 内臓
- 腹の底
- 胸の奥
- 心底
対義語
- 表面上
- うわべ
- 口先だけ