五体満足
読み方
ごたい まんぞく意味
体の各部分が欠けることなくそろい、心身が健康であること。特に、手足など身体に大きな欠損や不自由がない状態をいう。比喩的に「生まれつき健康で恵まれている」という意味でも使われる。由来
「五体」は頭・両手・両足など身体全体を表す語で、仏教語・漢語の影響を受けて古くから用いられた。「満足」は不足がないこと。両語が結びついた成句だが、成立時期や初出年は不詳。近世以降の日本語で定着した表現と考えられる。備考
身体障害の有無を価値判断のように響かせる場合があるため、現代では文脈に注意が必要。人に向けて安易に使うと失礼になり得る。例文
- 五体満足に生まれたことを、祖母は何よりの幸せだと言った。
- 事故は大きかったが、彼が五体満足で戻ってきたことに家族は安堵した。
- 五体満足で働けるうちは、社会の役に立ちたい。
- 五体満足だからといって、他人の苦労を理解できるとは限らない。
- 親は子どもが五体満足で元気に育つことを願っている。
類義語
- 無病息災
- 健康体
- 壮健
- 息災
対義語
- 満身創痍
- 病弱
- 四肢欠損