事理明白
読み方
じり めいはく意味
物事の道理や筋道がはっきりしていて、疑う余地がないこと。事情・理由・結論などが明確で、誰が見ても理解しやすい状態を表す。由来
「事理」は物事の道理・筋道、「明白」ははっきりして疑いのないことを意味する漢語。特定の古典に由来する成語というより、漢籍由来の語を組み合わせた表現と考えられる。成立年は不詳で、日本での定着時期も明確ではないが、近世以降の漢文訓読・漢語表現の流れで用いられたとみられる。備考
やや硬い漢語表現で、日常会話よりも論説・法律・説明文などで用いられる。単に「明らか」と言うより、道理や筋道の明確さを強調する。例文
- 証拠がそろっており、彼の説明が正しいことは事理明白だ。
- 契約書を読めば、どちらに責任があるかは事理明白である。
- この方針が失敗することは、当初から事理明白だった。
- 事理明白な結論であっても、関係者の感情には配慮すべきだ。
- 裁判官は、事理明白な事実と推測を慎重に区別した。
類義語
- 一目瞭然
- 明明白白
- 理路整然
- 自明之理
対義語
- 曖昧模糊
- 有耶無耶
- 不明瞭
- 五里霧中