事々物々
読み方
じじ ぶつぶつ意味
物事がそれぞれに異なり、同じようには扱えないこと。事情や性質が一つ一つ違うため、対応や判断は個別に行うべきだ、という含みで用いられることが多い。由来
「事事(じじ)」=一つ一つの事柄、「物物(ぶつぶつ)」=一つ一つの物・対象、を重ねて強調した語。中国古典由来の成語に多い重言形式に近いが、厳密な初出の典拠や成立年代ははっきりしない(不詳)。日本語では「事々物々」として、個別性・多様性を述べる文脈で用いられてきた。備考
「個々に異なる」の意で硬めの語。会話より文章・論説で見かけやすい。「区々(まちまち)」などで言い換え可。例文
- 顧客の要望は事々物々だから、マニュアルだけでは対応しきれない。
- 事情は事々物々で、一概に誰が悪いとは言えない。
- 研究テーマは事々物々で、同じ手法がいつも通用するとは限らない。
- 子育ての悩みは事々物々だが、互いの経験を共有すれば助けになる。
- 現場の条件は事々物々なので、計画は柔軟に見直そう。
類義語
- 種々雑多
- 千差万別
- 多種多様
- 十人十色
- 区々
対義語
- 一事一物
- 画一的
- 一律