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乾坤一擲

読み方

けんこん いってき

意味

運命をかけて、のるかそるかの大勝負に出ること。成功する保証はないが、ここ一番で全てを賭けて一度の勝負や決断をするという意味。後戻りできない重大な局面で使われます。

由来

中国・唐代(8〜9世紀ごろ)の詩文に由来するとされ、韓愈の詩『過鴻溝』の一句「一擲乾坤を賭す」が典拠として知られます。『乾坤』は天地・天下・運命、『一擲』はサイコロを一度投げること。天下の帰趨を一度の勝負に賭ける、という意味から今の用法になりました。

備考

やや硬い表現で、政治・経営・試合など重大局面に使われます。成功確実な挑戦ではなく、失敗の危険も大きい「大勝負」のニュアンスがあります。

例文

  • 会社再建のため、社長は乾坤一擲の新規事業に踏み切った。
  • 劣勢の終盤で、監督は乾坤一擲の奇襲作戦を選んだ。
  • 資金が尽きる前に、研究チームは乾坤一擲の実験を実施した。
  • 政権は支持率回復を狙い、乾坤一擲の人事に踏み切った。
  • 彼はこの一局に乾坤一擲の思いを込め、勝負に出た。

類義語

  • 孤注一擲
  • 背水の陣
  • 一か八か
  • のるかそるか

対義語

  • 用意周到
  • 石橋を叩いて渡る
  • 安全策

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