不可思議
読み方
ふかしぎ意味
人間の考えや常識、理屈では理解したり説明したりできないほど、きわめて不思議であること。原因や仕組みが分からず、神秘的・超常的に感じられる物事をいう。由来
仏教語に由来する語で、サンスクリット語の「acintya(思考できない、思議を超える)」を漢訳したものとされる。漢訳仏典には後漢〜六朝期(2〜6世紀ごろ)から見られ、日本には仏教伝来以後、奈良時代ごろから受容されたと考えられる。備考
仏教では、人智を超えた仏や菩薩の境地・力を表す語として用いられる。日常語では「奇妙」「神秘的」の意味で使われることが多い。例文
- その古い寺には、夜になると鐘の音が聞こえるという不可思議な言い伝えが残っている。
- 彼の失踪事件は、いくつもの証言が食い違い、今なお不可思議な謎に包まれている。
- 科学が発達した現代でも、宇宙には不可思議な現象が数多く存在する。
- 夢で見た景色と同じ場所に偶然たどり着き、私は不可思議な縁を感じた。
- 彼女の作品には、現実と幻想が入り交じった不可思議な魅力がある。
類義語
- 不思議
- 不可解
- 摩訶不思議
- 奇奇怪怪
- 神秘不可解
対義語
- 一目瞭然
- 明明白白
- 自明
- 明白
- 平明