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不即不離

読み方

ふそくふり

意味

互いに密着しすぎず、かといって離れすぎもしない、適度な距離感を保つこと。人間関係や物事の関わり方をいう。

由来

仏教(主に禅や華厳などの文脈)に由来する語で、「即」は一体・同一であること、「離」は分離することを指す。事物は同一でも別でもないという中道的な見方を表す語として漢文・仏典に見られるが、日本での定着時期は不詳。

備考

人間関係だけでなく、立場・思想・概念同士の関係にも用いる。やや硬い語で、説明的に使うと自然。「即離」などの対語的な表現は一般的でない。

例文

  • 同僚とは不即不離の距離を保つのが、長く働くコツだ。
  • 親子でも不即不離でいられると、お互いに息がしやすい。
  • 取引先とは不即不離の関係を築き、依存しすぎないようにした。
  • 彼らは不即不離の立場を取り、どちらの陣営にも肩入れしなかった。
  • 理想と現実を不即不離に捉えることで、地に足のついた計画が立つ。

類義語

  • 付かず離れず
  • 中道
  • ほどほど
  • 適度な距離
  • 一定の距離を置く

対義語

  • 一心同体
  • 表裏一体
  • 水魚之交
  • 絶交
  • 縁を切る

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