漢字辞典.com

不倶戴天

読み方

ふぐ たいてん

意味

同じ天の下に一緒に生きてはいられないほど、相手を深く憎むこと。決して許せない仇敵・宿敵に対する、非常に強い恨みや敵意を表す。

由来

中国古典『礼記』曲礼上の「父之讎、弗与共戴天」に由来する。「父の仇とは共に天を戴かない」、つまり同じ世に生きないほど憎む意。『礼記』の成立は諸説あるが、前漢時代(紀元前2〜1世紀ごろ)に編纂されたとされる。

備考

非常に強い憎悪を表す硬い表現。日常会話では大げさに響き、歴史・文学・報道・評論などで使われやすい。

例文

  • 彼に家族を傷つけられて以来、二人は不倶戴天の敵となった。
  • その国同士は長い歴史的対立から、不倶戴天の関係にあると言われる。
  • 不倶戴天の相手であっても、交渉の場では冷静さが求められる。
  • 主人公は不倶戴天の仇を討つため、長い旅に出た。
  • かつては不倶戴天のライバルだった二社が、今では共同開発を進めている。

類義語

  • 不共戴天
  • 犬猿の仲
  • 氷炭相容れず
  • 宿敵同士

対義語

  • 和解
  • 協調
  • 共存共栄
  • 握手言和

この四字熟語に含まれる漢字