三段論法
読み方
さんだん ろんぽう意味
二つの前提から必然的に結論を導く論理の形式。ふつう、大前提・小前提・結論の三つの段階で論を進める方法をいう。転じて、筋道立てて考えたり説明したりすることを指す場合もある。由来
古代ギリシアの哲学者アリストテレスが紀元前4世紀ごろに体系化した論理学の「syllogism」に由来する。日本語の「三段論法」という訳語・用語は、西洋論理学の受容が進んだ明治時代(19世紀後半)に広く定着した。備考
論理学の専門用語だが、日常では「筋道立てて理屈で話すこと」のように広めに使うこともある。結論が正しく見えても、前提が誤れば妥当な論証にはならない。例文
- 彼は感情に流されず、三段論法で結論を導こうとした。
- 先生はソクラテスの例を使って、三段論法の基本をわかりやすく説明した。
- その主張は三段論法の形を取っているが、前提そのものに誤りがある。
- 会議で意見を述べるとき、三段論法を意識すると説明が整理しやすい。
- 彼女の話は一見すると三段論法のようだが、途中に論理の飛躍が見られた。
類義語
- 演繹法
- 演繹推理
- 定言三段論法
対義語
- 帰納法