三旬九食
読み方
さんじゅん きゅうしょく意味
一か月(三旬)のうち九回しか食事ができないほど、生活がきわめて貧しく、食にも事欠くこと。転じて、極度の窮乏の中で暮らすさまをいう。由来
中国戦国時代(紀元前5〜4世紀頃)の儒者・子思の窮乏を語る故事に由来するとされる。『子思子』などに見える「三旬而九食」がもとで、後に四字熟語化した。原典の正確な成立年は未詳。備考
中国古典由来の非常に文語的な表現。現代の日常会話ではまれで、文章語として極端な貧困を強調するときに使われることが多い。例文
- 彼は三旬九食の暮らしに耐えながら、独学で学問を続けた。
- 戦乱の後、村人たちは三旬九食ともいえる苦しい生活を強いられた。
- その小説は、三旬九食の境遇でも誇りを失わない主人公を描いている。
- 若い頃の祖父は、三旬九食を思わせるほどの貧しさを経験したという。
- 三旬九食の有様であっても、彼女は人への思いやりを忘れなかった。
類義語
- 極貧
- 赤貧
- 困窮
- 食うや食わず
対義語
- 豊衣足食
- 飽食暖衣
- 富貴栄華