三平二満
読み方
さんぺい にまん意味
「三平」は平凡・平穏・平和、「二満」は満足・満腹を指すとされる。つまり、身の丈に合った穏やかな暮らしの中で、欲を張りすぎず、心身ともに満ち足りていること。派手な成功より、安定した日常の幸せを大切にする生き方を表す。由来
明確な初出や成立年は不詳。中国古典に典拠がはっきりある成語というより、近現代の日本で「平凡・平穏・平和」を三平、「満足・満腹」を二満としてまとめた、人生訓・生活観を示す表現と考えられている。成立時期は不明だが、少なくとも現代の国語辞典では四字熟語として扱われる。備考
『三平』=平凡・平穏・平和、『二満』=満足・満腹と説明されるのが一般的。人生訓や生活態度を語る場面で使われ、日常会話ではやや硬く古風に響くことがある。例文
- 父は出世競争よりも、三平二満の暮らしこそ本当の幸福だと言っていた。
- 豪華ではないが、家族そろって食卓を囲める今の生活は、まさに三平二満だ。
- 激しい競争社会の中で、あえて三平二満を人生の目標にする人もいる。
- 祖母は『欲をかきすぎず、三平二満で生きるのがいちばんだよ』とよく話した。
- 会社の規模をむやみに広げるより、社員が安心して働ける三平二満の経営を目指したい。
類義語
- 安分知足
- 知足安分
- 平穏無事
- 足るを知る
対義語
- 不平不満
- 貪欲
- 欲深