三々九度
読み方
さんさん くど意味
主に結婚式で、新郎新婦が三つの盃で三回ずつ(計九回)酒を交わし、夫婦としての契りを結ぶ儀式。また転じて、固い約束を結ぶことのたとえ。由来
婚礼儀礼の一つ。小・中・大の三つの盃で「三度ずつ」飲み交わし合計九度とする作法に由来する。成立の正確な年代は不明だが、武家社会の婚礼作法として室町〜江戸期に整えられ、近世以降一般化したとされる。備考
本来は婚礼の作法名で、日常では「固い約束」の比喩としても用いる。読みは「さんさんくど」。結婚式以外ではやや文語的。例文
- 神前式では三々九度を交わして、夫婦の契りを結んだ。
- 祖父は「三々九度は家と家の結びつきでもある」と説明してくれた。
- 二人は三々九度の盃を重ねた瞬間、会場が静かに温かい空気に包まれた。
- 契約は締結したが、彼は冗談めかして「三々九度をしたわけじゃない」と言った。
- 形式は簡略でも、三々九度の意味だけは大切にしたい。
類義語
- 固い約束
- 盟約
- 契り
- 杯を交わす
対義語
- 破談
- 約束破棄
- 反故