万里同風
読み方
ばんり どうふう意味
天下のすみずみまで同じ風が吹くように、国中がよく治まり、政治や教化が行き届いて人々の心や風俗が統一されていることのたとえ。転じて、広い範囲で秩序や方針が一致している状態もいう。由来
中国古典に由来する語とされる。一般に「万里」は非常に遠い距離・天下全体、「同風」は同じ風が吹く意から、国土全体が同じ徳化を受ける=太平の世を表す。成立の正確な年代・初出文献は特定しにくく、日本での定着時期も不詳。備考
古風で漢文調の語。現代会話では硬い印象になりやすく、文章語・演説・社説などで用いられる。意味は「天下泰平・統一された秩序」に寄る。例文
- 新政権のもとで法令が整備され、万里同風の世を目指すという。
- 教育方針が全国で統一され、学校現場にも万里同風の空気が広がった。
- 物流網の標準化が進み、業界は万里同風の運用に近づいている。
- 彼の理想は、争いのない万里同風の社会を築くことだ。
- 災害対応の指針が共有され、各地が万里同風に連携した。
類義語
- 天下泰平
- 国泰民安
- 天下太平
- 風俗一同
- 万邦一和
対義語
- 群雄割拠
- 四分五裂
- 各自勝手
- 離合集散