万目睽々
読み方
ばんもく けいけい意味
非常に多くの人が、いっせいに厳しい視線で見つめているさま。転じて、世間の強い注目や監視のもとにある状態をいう。由来
中国の漢語表現に由来するとされるが、正確な初出は未詳。『万目』は無数の目、『睽々』は目を見開いて見つめるさまを表し、合わせて『多くの人が注視する』意になった。日本では明治期(19世紀後半)以降の漢文調・新聞文体でも用いられた。備考
文章語で、日常会話ではやや硬い表現。『万目睽々の中』の形で使われることが多く、世間の厳しい注目・監視を強調する語感がある。例文
- 万目睽々の中、被告に判決が言い渡された。
- 新製品の発表会は万目睽々の場となり、社長の一言一句に注目が集まった。
- 不祥事後の記者会見だけに、会場は万目睽々の空気に包まれていた。
- 決勝戦の最終局面は、まさに万目睽々の瞬間だった。
- 国会での採決は万目睽々の中で行われ、その結果はすぐ全国に報じられた。
類義語
- 衆目環視
- 衆人環視
- 注目の的
- 耳目を集める
対義語
- 人知れず
- 人目を忍ぶ
- 内々