万事万端
読み方
ばんじ ばんたん意味
あらゆる事柄や、こまかな点にいたるまで、すべてを含めていう表現です。準備・事情・手続きなどが残りなく整っていることや、何から何まで全部、という意味で使われます。由来
「万事(あらゆること)」と「万端(すべての事柄・すみずみまで)」を重ねて強調した漢語表現です。特定の一つの故事成語に由来するというより、漢語の語構成からできた語と考えられます。正確な成立年は不詳ですが、近世以降の日本語資料でも広く見られます。備考
「万事」は全体、「万端」は細部までを表し、重ねて“何から何まで”の意を強める語です。「万事休す」と混同しないよう注意。日常文でも改まった文でも使えます。例文
- 旅行の準備は万事万端整っている。
- 会議に向けて資料も会場も万事万端ぬかりない。
- 引っ越しの手続きは万事万端済ませたつもりだ。
- 祖母は来客の前に万事万端支度を終えていた。
- 新商品の発売に向けて、宣伝計画は万事万端整った。
類義語
- 万般
- 一切合切
- 何もかも
- 森羅万象
対義語
- 一部
- 一端
- 限定的