七嘴八舌
読み方
しちし はちぜつ意味
大勢の人が、口々に勝手な意見や不満を言い立て、場が騒がしくまとまらないこと。単に多人数でにぎやかに話す場合にも使えるが、多くは「うるさい」「意見が入り乱れる」という否定的なニュアンスを伴う。由来
中国語の成語に由来する。「嘴」は口・くちばし、「舌」は話す器官で、「七」「八」は実数ではなく数の多さを表す。明末〜清初(17世紀頃)の白話小説『好逑伝』などに用例が見られるとされる。日本に入った具体的時期は不詳。備考
「嘴」は常用漢字外で、読みも難しいため上級者向け。現代日本語では文章語・評論調で、日常会話では「口々に言う」「好き勝手に話す」が一般的。例文
- 会議は七嘴八舌の状態になり、議長がいったん発言を整理した。
- ニュースが流れると、教室では生徒たちが七嘴八舌に感想を言い合った。
- 新しい勤務規則について、社員から七嘴八舌の批判が噴き出した。
- 事故の現場では目撃者が七嘴八舌に状況を説明し、警官は聞き取りに苦労した。
- SNSではその発表をめぐって七嘴八舌、賛否の声が入り乱れている。
類義語
- 喧喧囂囂
- 議論百出
- 甲論乙駁
- 諸説紛紛
- 百家争鳴
対義語
- 異口同音
- 満場一致
- 衆口一致
- 一致団結
- 沈黙寡言