丁丁発止
読み方
ちょうちょう はっし意味
刀などが激しく打ち合う音を表す語から転じて、互いに一歩も引かず、鋭く激しくやり合うさま。議論・討論・交渉・勝負などで、双方が力を尽くして応酬する様子をいう。由来
「丁丁(丁々)」は刀や金属などが続けざまに打ち合う音、「発止」は堅い物が激しく当たる音を表す擬音語。もとは剣戟・打ち合いの音を描写する語で、のちに激しい議論や応酬にも用いられるようになった。成立時期は不詳だが、近世以降に広く見られる表現とされる。備考
表記は「丁々発止」も一般的。実際の刀の音だけでなく、議論・交渉・勝負など比喩的な応酬に多く使う。やや硬い文章語。例文
- 両候補は政策をめぐって、討論会で丁丁発止のやり取りを繰り広げた。
- ベテラン同士の将棋の対局は、序盤から丁丁発止の攻防となった。
- 会議では営業部と開発部が予算配分について丁丁発止と議論した。
- 記者会見で社長と記者が丁丁発止の問答を交わし、会場には緊張感が漂った。
- 決勝戦は両チームが丁丁発止に渡り合い、最後まで勝敗が読めなかった。
類義語
- 侃侃諤諤
- 喧々囂々
- 舌戦
- 激論
- 火花を散らす
対義語
- 和気藹々
- 平穏無事
- 無風状態