一身是胆
読み方
いっしんこれたん
意味
身のほどを顧みず、命がけで勇敢に行動すること。全身が胆(きも)でできているかのように、肝が据わっているさま。
由来
中国古典由来の成語とされるが、特定の典拠(書名)や成立年代は諸説あり不詳。字義は「一身(全身)これ胆(胆力)なり」で、全身が胆力に満ちる意。
備考
文語的で硬い表現。武勇・侠気をたたえる文脈で使われやすい。無謀さを美化する含みもあるため、状況に注意。
例文
- 彼は一身是胆の覚悟で火の中へ飛び込み、子どもを救った。
- 勝算は薄いが、一身是胆で交渉の席に臨むしかない。
- 一身是胆の突撃が功を奏し、敵陣を突破した。
- 大舞台でも彼女は一身是胆、まったく物おじしなかった。
- 仲間を守るために一身是胆となって前に出た。
類義語
- 勇猛果敢
- 一騎当千
- 百折不撓
- 勇往邁進
- 捨身成仁
対義語
- 用心深慮
- 疑心暗鬼
- 小心翼々