一粒万倍
読み方
いちりゅう まんばい意味
一粒の種が万倍にも増えるという意から、わずかな元手や努力が大きな成果となって返ってくることのたとえ。小さな善行・投資・学びなどを始める好機や、初動の大切さを示すときにも用いる。由来
語源は稲作に由来し、「一粒の籾(もみ)から多くの米が実る」ことを言い表したもの。仏教語の「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」としても知られ、善因が大果報を生むという因果の発想と結びついて広まったとされる。成立年代は特定しにくく、正確な年・時代は不詳。近年は暦注の「一粒万倍日」としても一般に定着。備考
暦の「一粒万倍日」としての用法が近年目立つ。金銭面の縁起担ぎに偏りがちだが、本来は小さな因が大きな果になる一般比喩としても使える。例文
- 毎日10分の勉強でも、一粒万倍の積み重ねで実力になる。
- 小さな寄付でも一粒万倍、誰かの助けにつながる。
- この企画は一粒万倍の可能性があるから、まず試してみよう。
- 一粒万倍日だから、貯金を始めるきっかけにした。
- 失敗を恐れずに一歩踏み出せば、一粒万倍で成果が返ってくることもある。
類義語
- 塵も積もれば山となる
- 千里の道も一歩から
- 小事大成
- 因果応報
対義語
- 徒労無益
- 無駄骨
- 焼け石に水