一碧万頃
読み方
いっぺき ばんけい意味
海・湖・空・草原などが一面に青く、果てしなく広がっているさま。視界いっぱいに澄んだ青や緑が続く、雄大で清らかな景観を表す。由来
中国北宋の文人・范仲淹が慶暦6年(1046年)に記した『岳陽楼記』の「上下天光、一碧万頃」に由来するとされる。「一碧」は一面の青、「万頃」は非常に広い面積を意味し、洞庭湖の広大で澄んだ眺めを表した語。備考
主に文章語・詩的表現として用いられ、日常会話ではやや硬い。海や湖だけでなく、空や草原など広く青・緑に見える景色にも使える。例文
- 山頂から見下ろす湖は一碧万頃で、思わず息をのんだ。
- 初夏の海は一碧万頃、水平線まで澄んだ青が続いていた。
- 高原に立つと、草原が一碧万頃に広がっているのが見えた。
- 嵐の翌朝、空と海は一碧万頃の美しさを取り戻した。
- 旅先で出会った一碧万頃の景色は、今も忘れられない。
類義語
- 一望無際
- 万頃一碧
- 水天一碧
- 煙波縹渺
対義語
- 咫尺之地
- 狭小
- 狭隘