一病息災
読み方
いちびょう そくさい意味
大きな病気がまったくないよりも、ひとつ持病や軽い病気があることで、かえって健康管理に気を配り、結果として元気に長生きできるということ。病気と付き合いながらも、おおむね健やかに暮らしている状態を前向きに表す言い方でもある。由来
古くからある「無病息災」を踏まえて生まれた日本のことわざ的表現です。「息災」は仏教語由来で、中世以降「無事・健康」の意味で広く用いられました。「一病息災」自体の正確な初出年は不明ですが、近代には一般に通じる言い方として定着していたと考えられます。備考
軽い持病と上手に付き合いながら健康に暮らす、という前向きな表現。励ましとして使われるが、重い病状の人に軽々しく言うと配慮を欠くことがある。例文
- 父は高血圧の薬を飲んでいるが、一病息災で九十を過ぎても元気だ。
- 祖母は膝の痛みと付き合いながらも、一病息災で畑仕事を続けている。
- 定期検診を欠かさない彼の暮らしぶりは、まさに一病息災という感じだ。
- 無理をしなくなってからは、一病息災で毎日を穏やかに過ごせるようになった。
- 持病はあるけれど、一病息災と思って上手に体調管理していきたい。
類義語
- 無病息災
- 延年益寿
- 健康長寿
対義語
- 多病多災