一生懸命
読み方
いっしょう けんめい意味
物事に命がけで真剣に取り組むこと。力や時間、心を惜しまず、達成のために全力を尽くす様子をいう。もとは本当に命を懸けるほど切実に努力する意味合いが強かったが、現代では「とても熱心に」「必死に」という日常的な意味でも広く使われる。由来
語源は鎌倉時代(13世紀ごろ)の「一所懸命」。武士が主君から与えられた一か所の領地(一所)を、生活の基盤として命がけで守ることを意味した。そこから「命を懸けて努力する」意味に広がり、後に「一生を懸ける」と解される形で「一生懸命」が生まれた。「一生懸命」の定着時期ははっきりしないが、江戸時代以降に広まり、近代以後に一般化したとされる。備考
本来は「一所懸命」が元の形。現在は「一生懸命」のほうが日常語として一般的で、副詞的に「一生懸命に」、連体的に「一生懸命な」の形でもよく使う。例文
- 彼は家族のために毎日一生懸命働いている。
- 試験に合格するため、私は一生懸命勉強した。
- 子どもたちは先生の話を一生懸命聞いていた。
- 初めての発表だったが、彼女は一生懸命な姿勢でやり切った。
- 失敗しても、一生懸命取り組んだ経験は無駄にならない。
類義語
- 一所懸命
- 必死
- 全力投球
- 粉骨砕身
- 真剣
対義語
- 怠惰
- いい加減
- 手抜き
- 不真面目