一点一画
読み方
いってん いっかく意味
書や絵を描く際、点や画(線)の一つ一つをおろそかにせず、細部まで注意して丁寧に書き(描き)進めること。また、物事を進めるときに、細かな部分まで気を配って正確に行うたとえ。由来
「点」は漢字の点、「画」は画(筆画・線)を指し、書道の世界で「一点一画を疎かにしない」のように用いられた語から四字熟語として定着したとされる。成立の正確な年や出典(典拠)は特定しにくく、近世以降に一般化した可能性がある(不詳)。備考
主に書道・文字の文脈で使うが、仕事や設計など「細部の正確さ」を強調する比喩にもなる。慣用は「一点一画も疎かにしない」など。例文
- 師は一点一画にまで神経を行き届かせよと弟子に諭した。
- 古文書の復元では、一点一画の違いが解釈を左右する。
- 彼女の写経は一点一画が整っていて、見ていて背筋が伸びる。
- 設計図は一点一画を誤れば事故につながるため、二重三重に確認する。
- この書は一点一画に力が宿り、作者の呼吸まで伝わってくる。
類義語
- 一筆一画
- 一画一画
- 点画
- 細心綿密
- 精密入微
対義語
- 大雑把
- いい加減
- 粗忽