一瀉千里
読み方
いっしゃせんり
意味
物事が勢いよく、妨げられずに一気に進むこと。文章や弁舌がすらすらと淀みなく進むことにもいう。
由来
中国の故事に由来する成語で、「瀉」は水が勢いよく流れ落ちる意。大河の流れが一気に千里を下るように、停滞せず速やかに進むさまをたとえた。成立年代は諸説あるが、正確な時期は不詳。
備考
良い意味でも悪い意味でも「止められない勢い」を表す。多くは進展の速さや文章・弁舌の滑らかさに用い、「一瀉千里の勢い」「一瀉千里に進む」などの形が多い。
例文
- 新規プロジェクトは承認後、一瀉千里に進んでいった。
- 彼の論文は構成が明快で、一瀉千里に読める。
- 交渉がまとまってからは、一瀉千里で契約締結まで到達した。
- 体調が戻ると、遅れていた作業も一瀉千里に片付いた。
- 前半は停滞したが、後半は一瀉千里の展開で結末へ向かった。
類義語
- 破竹之勢
- 順風満帆
- 快進撃
- とんとん拍子
- 一路邁進
対義語
- 牛歩戦術
- 遅遅
- 暗礁に乗り上げる
- 足踏み
- 停滞