一汁一菜
読み方
いちじゅういっさい
意味
汁物を一品、菜(おかず)を一品だけ用意する簡素な食事の形。基本の献立として、質素・節度ある食生活を表すこともある。
由来
もとは中世以降の武家・禅寺などの食事形式「一汁一菜」に由来する。厳密な成立年代は諸説あり不詳だが、室町~江戸期の質素な献立観として定着し、近代以降は家庭料理や健康食の文脈でも用いられる。
備考
「一汁一菜」は“質素”のほか“基本に立ち返る”ニュアンスでも使う。現代では健康・節約の文脈で肯定的に語られることが多い。
例文
- 忙しい平日は一汁一菜で十分だ。
- ダイエット中は一汁一菜を心がけ、食べ過ぎを防いでいる。
- 祖母は質素を大切にしていて、夕食は一汁一菜が基本だった。
- 一汁一菜でも、旬の食材を使えば満足感は高い。
- 今日は胃を休めたいから、一汁一菜の献立にした。
類義語
- 質実剛健
- 簡素質朴
対義語
- 贅沢三昧
- 豪華絢爛