一望無垠
読み方
いちぼう むぎん意味
ひと目で見渡せる限り、どこまでも果てしなく広がっていること。地平線や水平線まで遮るものがなく、広大な草原・砂漠・海・平野などの景観を形容する語。由来
「一望」は一目で広く見渡すこと、「無垠」は境界・果てがないことを意味する漢語。中国古典以来用いられた「無垠」という語を含む表現で、明確な初出年は不詳。日本では近世以降の漢文・漢語文脈を通じて、広大な景色を表す四字熟語として用いられるようになったと考えられる。備考
文章語・文学的表現として使われることが多く、日常会話ではやや硬い。比喩にも使えるが、基本的には広大な景観描写に適する。例文
- 展望台に立つと、一望無垠の大平原が眼下に広がっていた。
- 砂丘の頂に登ると、そこには一望無垠の砂漠が続いていた。
- 船が沖へ出るにつれ、周囲は一望無垠の青い海だけになった。
- 彼は一望無垠の草原を前にして、自分の悩みが小さく思えた。
- 冬の湖畔から眺める雪原は、一望無垠という言葉がふさわしい光景だった。
類義語
- 一望千里
- 一望無際
- 無辺無際
- 広大無辺
- 浩瀚無垠
- 茫漠無涯
対義語
- 一衣帯水
- 近在咫尺
- 咫尺之地
- 狭小
- 狭隘