一方通行
読み方
いっぽう つうこう意味
道路や通路を一つの方向にしか進めないこと。また転じて、会話・情報発信・人間関係などで、やり取りが片側から片側へだけ行われ、相手からの反応や交流が十分にない状態も表す。由来
もとは近代以降の交通・道路行政で使われる語で、車両や人の流れを一つの方向に限定する規制を指した。自動車交通の整備が進んだ大正末~昭和初期(20世紀前半)には広く定着したとみられるが、明確な初出年は不詳。後に、会話や感情表現などが片側だけであることの比喩にも用いられるようになった。備考
交通用語としての意味が基本だが、比喩的に『会話や気持ちのやり取りが片側だけ』という意味でも非常によく使う。日常語として定着している。例文
- この道は朝七時から九時まで一方通行になります。
- 駅前の再開発によって、一方通行の道路が増えた。
- 彼との会話はいつも一方通行で、こちらの気持ちが伝わらない。
- SNSで情報を流すだけでは一方通行になり、読者との距離は縮まらない。
- 子どもとの関係では、親の指示だけの一方通行を避けることが大切だ。
類義語
- 片方向
- ワンウェー
- 片道
対義語
- 双方向
- 相互通行
- 相互理解