一方通行
読み方
いっぽう つうこう意味
もともとは道路などで「片道だけ通れること(片道通行)」を指す語。転じて、やり取りや関係が相互的でなく、一方から他方へだけ働きかけが流れる状態(例:一方的な連絡、感情の押し付け、理解の不足)をいう。由来
交通規制の用語として近代以降に定着した語で、都市交通の整備が進んだ時期に「一方(片方)へだけ通行できる」ことを表すために用いられた。四字熟語としての特定の典拠(中国古典など)や成立年は明確ではない(不詳)。備考
本来は交通用語。比喩では「一方的で相互性がない」意味が強い。四字熟語としてはやや現代的で、ことわざ的な格言とは性格が異なる。例文
- この道は朝だけ一方通行になるので、迂回してください。
- 彼からの連絡は一方通行で、こちらの返事を読んでいない気がする。
- 会議が上司の指示を伝えるだけの一方通行になってしまった。
- 恋心が一方通行だとわかっていても、簡単には諦められない。
- 注意喚起は出したが、現場に届かなければ情報は一方通行で終わる。
類義語
- 片道通行
- 一方交通
- 一方的
- 不可逆
対義語
- 双方向
- 相互通行
- 往復自由
- 融通無碍