一意専心
読み方
いちい せんしん意味
他のことに気を散らさず、ただ一つのことに心を集中して、ひたむきに取り組むこと。迷いやよそ見をせず、目的の達成のために全力を注ぐという意味で、勉強・仕事・修行・競技など幅広い場面で使う。由来
「一意(心を一つに定める)」と「専心(ひたすら心を向ける)」という漢語を重ねた表現。特定の初出年・初出典ははっきりしないが、中国古典や仏教漢文の語法を背景に成立したと考えられる。日本では中世〜近世(鎌倉〜江戸期ごろ)までに広く理解される表現として定着したとみられる。備考
やや硬い文章語で、しばしば「一意専心に〜する」の形で使う。勉学・仕事・修行・競技など、目標に向かって集中する前向きな文脈に合いやすい。例文
- 受験本番までの半年は、一意専心に勉強へ打ち込んだ。
- 彼は一意専心、研究テーマの解明に取り組んでいる。
- 職人は一意専心に刃を研ぎ、わずかな狂いも見逃さない。
- チームは優勝だけを見据え、一意専心で練習を重ねた。
- 雑念を捨て、一意専心に座禅を組む時間を大切にしている。
類義語
- 一心不乱
- 無我夢中
- 専心
- 全身全霊
対義語
- 三心二意
- 右顧左眄
- 注意散漫