一意不退
読み方
いちいふたい
意味
一つの志や目的を固く定め、途中で心が揺れたり後退したりせず、最後まで貫き通すこと。
由来
仏教(特に浄土教)で、阿弥陀仏の本願を信じて「一意」に修行・念仏し、途中で退く「退転」をしないという教えに由来するとされる。成立年代は諸説あり不詳。
備考
やや文語的で硬い語。宗教的背景(退転しない=信心が揺らがない)を含むため、決意や継続の強さを強調したい場面で用いる。
例文
- 彼は研究者として一意不退の決意で、十年かけて難題に取り組んだ。
- 受験勉強は一意不退で続ければ、必ず力になる。
- 復興には時間がかかるが、地域一丸となって一意不退で進めていこう。
- 監督は選手に、一意不退の姿勢で最後まで走り切れと伝えた。
- 彼女は起業の夢を一意不退に追い、幾度の失敗を糧にした。
類義語
- 一意専心
- 専心一意
- 一心不乱
- 初心貫徹
対義語
- 三心二意
- 優柔不断
- 朝令暮改