一意不乱
読み方
いちい ふらん意味
一つのことだけに心を向け、ほかのことに気を散らさず、ひたすら集中して取り組むこと。目的や作業に対して雑念や迷いに乱されず、熱心に打ち込む様子をいう。由来
「一意」は心を一つに定めること、「不乱」は心が乱れないことを表す。辞書では、「一意専心」と「一心不乱」が混じってできた語と説明されることが多い。原型となる語は中国仏教語にさかのぼるが、「一意不乱」自体の正確な初出年は未詳で、日本では近代以降に広まったとみられる。備考
多くは「一意不乱に〜する」の形で使う。「一意専心」「一心不乱」とほぼ同義。辞書によっては、この二語の混交によって生まれた表現と説明される。例文
- 彼は試験前の一か月、一意不乱に参考書を読み込んだ。
- 職人は一意不乱に刃を研ぎ、わずかな狂いも見逃さなかった。
- 夢をかなえるため、彼女は周囲の雑音に惑わされず一意不乱に練習を続けた。
- 僧は読経のあいだ、一意不乱に仏を念じていた。
- 締め切りが迫る中、編集部は一意不乱に原稿の確認作業を進めた。
類義語
- 一心不乱
- 一意専心
- 無我夢中
- 専念
対義語
- 注意散漫
- 心ここにあらず
- 気もそぞろ