一念発起
読み方
いちねん ほっき意味
あることを成し遂げようと強く決心し、思い切って行動を起こすこと。迷いやためらいを断ち切って、これまでの状態を改め、新しい物事に踏み出す場合にいう。人生の転機となるような大きな決意について使われることが多い。由来
もとは仏教語です。『一念』は一瞬に起こる強い心・思い、『発起』は仏道を求める心を起こすことを指しました。中国仏教語に由来し、日本でも平安〜鎌倉期の仏教文献に見られるとされますが、正確な成立年は不詳です。のちに意味が広がり、一般に『思い切って決意すること』を表すようになりました。備考
『一念発起して〜する』の形でよく使います。軽い思いつきではなく、迷いを断って大きな決断をするニュアンスが強い表現です。もとは仏教語です。例文
- 彼は一念発起して会社を辞め、長年の夢だったパン屋を開いた。
- 健康診断の結果を見て一念発起し、毎朝ジョギングを始めた。
- 借金を返すために一念発起して、資格試験の勉強に打ち込んだ。
- 祖母は七十歳で一念発起し、独学で英会話を学び始めた。
- この失敗を機に一念発起して、生活習慣を根本から見直した。
類義語
- 発憤興起
- 奮起一番
- 決意を固める
- 思い立つ
- 心機一転
対義語
- 優柔不断
- 因循姑息
- 意志薄弱
- 逡巡