一心無想
読み方
いっしんむそう
意味
余計なことを考えず、心を一つにして何かに集中し、無心の境地で取り組むこと。雑念のない専念のさま。
由来
禅語・仏教的表現に由来するとされるが、特定の典拠(出典文献)や成立年代ははっきりしない。近世以降の日本語で「一心」「無想(=想念がない)」を組み合わせて用いられた語と考えられる。
備考
「無想」は“何も考えない”より“雑念がない”の意で用いられることが多い。精神集中・修行・武道や勉学の文脈で使う。
例文
- 試合前は一心無想で呼吸を整え、目の前の一手だけに集中した。
- 研究室にこもり、一心無想でデータ解析を進めた。
- 職人は一心無想で刃を研ぎ、わずかな音の違いを聞き分ける。
- 受験勉強は一心無想で机に向かった者が最後に伸びる。
- 雑念が湧いたら、一心無想になれるよう姿勢を正して書に向き合いなさい。
類義語
- 一心不乱
- 無我夢中
- 没頭
対義語
- 心猿意馬
- 三心二意
- 意馬心猿