一廉半銭
読み方
いち れん はんせん意味
価値がごくわずかで、取るに足りない金額や物事をいう。「一廉」は一人前・相当の価値、「半銭」は半文銭の意で、それを並べて「一人前ほどの値打ちも半銭ほどもない」ほど微少だ、というニュアンスで使う。由来
江戸期の貨幣感覚に基づく表現で、「銭」「文」などの小額貨幣を用いて“はした金”を表した言い回しから成立したとされる。成立の正確な年は不明だが、近世(江戸時代)以降の語と考えられる。備考
口語ではやや古風で、軽蔑・切り捨ての語感が強い。金額だけでなく「価値がない」「取るに足りない」の比喩にも使う。200文字以内。例文
- そんな仕事の報酬は一廉半銭で、引き受ける気になれない。
- 彼の申し出は一廉半銭の値引きにすぎず、交渉にならなかった。
- 一廉半銭の利益を追うより、長期の信用を守るべきだ。
- その情報は古く、一廉半銭の価値もない。
- 彼は他人の努力を一廉半銭に扱うような言い方をした。
類義語
- 一文半銭
- 取るに足りない
- 微々たる
- 些細
- 微小
対義語
- 一騎当千
- 千軍万馬