一寸光陰
読み方
いっすん の こういん意味
ほんのわずかな時間、きわめて短い時間のこと。また、その短い時間でさえ軽んじず、大切にして勉学や仕事に励むべきだという戒めを含んで用いられることが多い。特に「一寸の光陰軽んずべからず」の形で知られる。由来
「一寸」はごく短い長さから転じてわずかな量、「光陰」は日光と月光、転じて時間を表す。中国・南宋時代、12世紀ごろの朱熹(朱子)の詩「偶成」にある「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」に由来するとされる。ただし詩の作者については異説もある。備考
単独ではやや硬い表現で、日常会話では「一寸の光陰軽んずべからず」のことわざとして使われることが多い。読みは「いっすんのこういん」。例文
- 受験まで残り一か月なので、一寸光陰を惜しんで毎日復習している。
- 若いころの一寸光陰を軽んじたことを、今になって悔やんでいる。
- 研究者として成長したいなら、一寸光陰も無駄にしない姿勢が必要だ。
- 彼は通勤時間さえ一寸光陰と考え、語学の音声教材を聞いている。
- 先生は卒業式で、一寸光陰軽んずべからずと生徒たちに語りかけた。
類義語
- 寸陰惜しむ
- 寸陰を惜しむ
- 光陰矢の如し
- 一刻千金
- 烏兎匆匆
対義語
- 長年月
- 悠久歳月
- 千秋万歳