一寸光陰
読み方
いっすん こういん意味
「一寸」はごくわずかな時間、「光陰」は月日・時の流れの意。ほんの短い時間でもすぐに過ぎ去って二度と戻らないのだから、時間をむだにせず大切にせよ、という戒め。しばしば「一寸光陰一寸金(いっすんこういんいっすんきん)」の前半としても用いられる。由来
中国由来の語で、「光陰」は日月(光=日、陰=月)から転じて歳月を表す漢語。宋代の朱熹(12世紀)の語として広まったとされ、「一寸光陰一寸金」の形で時間の貴重さを説く句が日本にも伝来した。正確な成立年は不詳。備考
単独でも使うが、一般には「一寸光陰一寸金」の一部としての認知が強い。硬めの文章語・格言的表現で、日常会話ではやや改まった響き。例文
- 試験前は一寸光陰、机に向かう時間を増やした。
- 締切が迫ると、一寸光陰を惜しんで作業を進めた。
- 子育ての数年は一寸光陰のように過ぎると先輩が言った。
- 一寸光陰を大事にして、毎日少しずつ英語を続けている。
- 会議が長引くのは一寸光陰の無駄だと感じた。
類義語
- 一寸光陰一寸金
- 光陰矢の如し
- 寸陰惜しむ
- 烏兎匆匆
対義語
- 悠々自適
- 泰然自若
- 長閑長閑