一大決心
読み方
いちだい けっしん意味
人生や仕事などで、後戻りしにくい重大なことを行うために、強い覚悟で心を決めること。また、その非常に大きな決断自体をいう。日常の小さな判断ではなく、生活や立場を大きく変えるような場面で使われることが多い。由来
中国古典由来の故事成語ではなく、「一大(非常に重大な)」と「決心(心を決めること)」が結び付いた漢語的な複合表現。近代日本語の中で広く定着した語と考えられ、明治期(19世紀後半)には一般的な文章語として用例が見られるが、正確な初出年は未詳。備考
故事成語というより、字義通りの意味で使う一般的な四字表現。日常会話から文章まで幅広く使え、「一大決心をする」「一大決心の末」の形が多い。例文
- 彼は安定した会社を辞めて起業するという一大決心をした。
- 長年住んだ故郷を離れるのは、家族にとって一大決心だった。
- 病気をきっかけに、私は生活習慣を改める一大決心を固めた。
- 社長は赤字部門を整理するという一大決心を社員に伝えた。
- 彼女は一大決心の末、子どもの頃からの夢だった留学に踏み出した。
類義語
- 大決心
- 重大決意
- 一念発起
- 大英断
対義語
- 優柔不断
- 躊躇逡巡
- 右顧左眄