一大決心
読み方
いちだい けっしん意味
人生の中でも特に大きな出来事に向けて、迷いを断ち切り、強い意志でやり遂げようと固く決意すること。「一大」は重大・一生に一度ほどの大きさを表し、「決心」は心を決める意。由来
「一大」は仏教語・漢語で「重大」「一大事」などに見られる語で、近世以降の日本語でも用例がある。これに「決心」を結びつけた「一大決心」は、特定の古典(中国故事・経典)に直接由来する定型句としての出典ははっきりしない(成立年代は不詳)。近代以降の文章語として「一大決心をする」の形で定着したと考えられる。備考
やや硬い表現で「一大決心をする/固める」の形が多い。「一大事」と混同しやすいが、「決心」は主体の意志決定に焦点がある。例文
- 彼は会社を辞めて起業するという一大決心をした。
- 留学のために貯金を切り崩すのは、私にとって一大決心だった。
- 手術を受けるかどうか、家族で話し合い一大決心に至った。
- 彼女は長年の夢をかなえるため、地元を離れる一大決心を固めた。
- 禁煙は何度も失敗したが、今度こそ一大決心で取り組む。
類義語
- 一念発起
- 決意固し
- 固い決意
- 一世一代
対義語
- 優柔不断
- 意志薄弱
- 決断遅延