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一味同心

読み方

いちみ どうしん

意味

仲間や集団の全員が心を一つにし、同じ目的や考えを持って協力すること。立場や利害の違いを超えて、同じ陣営・同じ意志で行動するという意味で、単に仲がよいだけでなく、目標達成のために強く結束している状態を表す。

由来

「一味」は同じ仲間・同じ陣営、「同心」は心を同じくする意。二語を重ねて、同じ目的のために人々が結束することを表した漢語的表現である。明確な初出は特定しにくいが、日本では中世、特に室町時代(14〜16世紀)ごろの文献に通じる語感を持つ古風な成句として定着したと考えられる。

備考

やや文章語・古風な表現。団体や仲間が目的を共有して結束する場面で使う。「一味」だけだと一派・仲間、時に共犯の含みもあるため、文脈に注意。

例文

  • 監督の方針のもと、選手たちは一味同心で優勝を目指した。
  • 地域の住民が一味同心となって、伝統行事の復活に取り組んでいる。
  • 難局を乗り切るには、部署の違いを超えて一味同心することが必要だ。
  • 戦国の武将は、家臣が一味同心であることを何より重んじた。
  • 新しい事業を成功させるため、社員一同が一味同心して準備を進めた。

類義語

  • 一致団結
  • 異体同心
  • 和衷協同
  • 同心協力

対義語

  • 同床異夢
  • 四分五裂
  • 離合集散

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