一刻千秋
読み方
いっこくせんしゅう
意味
わずかな時間が千年の秋のように非常に長く感じられること。待ち遠しさや焦れったさ、恋しさなどで時間が進まないように思う気持ちをいう。
由来
中国の古典に由来する成語で、「一刻(わずかな時)」が「千秋(千年の秋=長い年月)」に等しいほど長く感じる意から。日本への伝来時期は特定しにくく、詳細な年代は不明。
備考
「一刻千秋の思い/一刻千秋の念」などの形で用いる。待ち遠しさ・焦燥のニュアンスが強く、客観的に時間が長いという意味では使わない。
例文
- 合格発表までの時間は一刻千秋の思いだった。
- 返信を待つ間、一刻千秋でスマホを何度も見てしまう。
- 遠距離の恋人に会える日を、一刻千秋の気持ちで数えている。
- 子どもの帰りが遅く、親は一刻千秋の思いで玄関に立った。
- 手術の結果を待つ家族にとって、その数分は一刻千秋だった。
類義語
- 一日千秋
- 首を長くして待つ
- 待ち遠しい
対義語
- 光陰矢の如し
- 電光石火
- 瞬息万変