一別以来
読み方
いちべつ いらい意味
一度別れてから今に至るまで、という意味。別離したその時を起点に、それ以後ずっと(会っていない・便りがない等の状態が続いていることも含めて)という時間の経過を表す。手紙文や挨拶文など、やや改まった文章で用いられることが多い。由来
「一別」は一度の別れ、「以来」はそれ以後を表す漢語で、二語を結んだ言い回し。中国古典由来の成句というより、漢文訓読・書簡文で定着した文語的表現とされる。成立年代は特定しにくく、正確な年・時代は不明。備考
書き言葉・改まった挨拶でよく使う。会っていない期間の長さを含意しやすいが、「再会した」文脈にも用いられる。口語では「別れてから」「あれ以来」が一般的。例文
- 一別以来、音信が途絶えておりますが、お変わりありませんか。
- 卒業の日に別れてから一別以来、彼とは一度も会っていない。
- 一別以来の再会に、互いの近況報告が尽きなかった。
- 先生とは一別以来十年ぶりだが、面影は昔のままだった。
- 一別以来、季節が幾度巡っても、あの日の約束を忘れられない。
類義語
- 一別之後
- 一別以来(いちべついらい)
- 別離以後
- 別れてこのかた
対義語
- 一期一会
- 再会
- 邂逅相遇