一切合切
読み方
いっさいがっさい
意味
あるものを残らず全部。金品・事情・責任などをまとめて「何もかも」の意でいう。
由来
「一切」は仏教語で「すべて」を表す語(起源は古代インド仏教、年代は特定困難)。「合切(がっさい)」は「残らず・ことごとく」の意の俗語で、江戸時代の口語で「一切合切」として強調表現になった(成立年は不詳)。
備考
口語的で強い言い方。「一切」を重ねて強調するため、文章語では「すべて」「一切」を用いるほうが硬い。否定と結び「一切合切しない/ない」も多い。
例文
- 引っ越しの荷物は一切合切、今日中に運び出す。
- あの件の責任は一切合切、私が引き受けます。
- 面倒な手続きは一切合切、代行会社に任せた。
- 彼は過去のことを一切合切、忘れたふりをしている。
- 給料の使い道は一切合切、家計の足しに回している。
類義語
- 全部
- すべて
- ことごとく
- 残らず
- 一切
- 何もかも
対義語
- 一部
- 部分的
- 選択的