黒白分明
読み方
こくびゃく ぶんめい意味
物事の善悪・是非・真偽などの区別が、きわめてはっきりしていて少しもまぎれないこと。また、白か黒かの判断や立場が明確であること。由来
中国由来の漢語表現で、正確な初出や成立年は不詳です。『黒白』は黒と白の対比から、転じて善悪・是非・真偽を表し、『分明』ははっきり区別されて明らかなことを意味します。日本でも漢文語として受け入れられ、遅くとも近世以前には理解される表現として定着したと考えられます。備考
善悪・是非・真偽がはっきりしていることを表す。人の性格に使うと、筋を通す長所にも、融通が利かないという含みにもなりうる。例文
- 証拠がそろい、事件の責任の所在は黒白分明となった。
- 彼は黒白分明な性格で、あいまいな返事を嫌う。
- 契約書に条件を明記しておけば、権利と義務が黒白分明になる。
- 研究では、事実と推測を黒白分明に区別する姿勢が求められる。
- 感情に流されず、まず論点を黒白分明に整理することが大切だ。
類義語
- 是非分明
- 判然明白
- 明白
- 一目瞭然
対義語
- 曖昧模糊
- 有耶無耶
- 玉虫色
- 不分明