黄道吉日
読み方
こうどう きちにち意味
暦の上で、婚礼・開店・旅行・契約など、何事を始めたり行ったりするのに縁起がよいとされる日。陰陽道や暦注にもとづく吉日の一種で、「今日は黄道吉日だから物事を始めるのにふさわしい」のように使う。由来
古代中国の天文学・暦法で、太陽の通り道とされた「黄道」に関わる吉凶判断に由来する。成立年は不詳。日本には中国暦や陰陽道の受容とともに奈良〜平安時代ごろ(8〜10世紀)に伝わり、暦注で「万事に吉」とされる日を指す語として用いられた。備考
現代では「縁起のよい日」という一般的表現として使われる。宗教的・科学的根拠よりも、日取りを重んじる慣習や験担ぎとして理解されることが多い。例文
- 祖父母は、黄道吉日を選んで結婚式の日取りを決めた。
- 新しい店の開店日は、縁起を担いで黄道吉日にした。
- 契約書に署名するなら、せっかくだから黄道吉日を待とうという話になった。
- 引っ越しの日が黄道吉日だと聞いて、母はとても喜んでいた。
- 昔の人は旅立ちや家の普請にも、黄道吉日かどうかを気にした。
類義語
- 大安吉日
- 良辰吉日
- 吉日良辰
- 佳日
対義語
- 黒道凶日
- 凶日
- 悪日