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音信不通

読み方

いんしん ふつう

意味

手紙・電話・メールなどの連絡や便りがまったくなく、相手の消息がわからない状態をいう。単に返事が来ない場合から、居場所や安否がわからないに近い場合まで、広く使われる表現。

由来

『音信』は中国由来の漢語で「便り・消息」、「不通」は「通じないこと」を表す。二語を合わせて「便りが通わない」という意味になった。『音信』自体は平安時代(10〜12世紀)から日本の文献に見られるが、『音信不通』としての成立年や単一の典拠ははっきりせず、古くから漢語表現として定着したと考えられる。

備考

人との連絡が長く途絶えている状態に使う。多くは「音信不通になる」「音信不通のまま」の形。失踪だけでなく、単に便りがない場合にも用いられる。

例文

  • 留学してから、彼とは長いあいだ音信不通になっている。
  • 災害の直後は親戚と音信不通で、とても心配した。
  • 家を出た兄は数年間、家族と音信不通のままだった。
  • 昔の恩師から突然手紙が届き、音信不通だった年月の長さを実感した。
  • 取引先の担当者が退職して以来、その会社とはしばらく音信不通になってしまった。

類義語

  • 音沙汰なし
  • 消息不明
  • 杳として消息なし
  • 便りがない
  • 連絡が途絶える

対義語

  • 連絡が取れる
  • 音信がある
  • 消息が知れる
  • 文通がある

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