雪月風花
読み方
せつ げつ ふう か意味
雪・月・風・花に代表される、四季折々の自然の美しい景色や風雅なおもむきをいう。そこから転じて、自然を味わい楽しむ心、また自然を題材にした詩歌・芸術・遊興など、上品で趣のあるもの全般を指す。由来
中国の古い漢詩文に由来する成語で、雪・月・風・花という自然美を象徴する語を並べた表現。日本には漢文学の受容とともに伝わり、平安時代(9〜12世紀)以降、風雅を表す語として用いられたと考えられる。正確な初出年・典拠は不詳。備考
主に文章語・雅語で、現代会話ではやや古風。意味や用法は「花鳥風月」「雪月花」と近く、自然美や風雅な趣をほめる文脈で使われる。例文
- 祖父は雪月風花を愛でる心を大切にして、毎朝庭の草木を眺めている。
- その随筆集には、世俗を離れて雪月風花を楽しむ暮らしぶりが描かれている。
- 忙しい旅の途中でも、彼は雪月風花に目を向ける余裕を失わなかった。
- 茶会では、雪月風花を友として生きる風流の尊さが語られた。
- 都会の喧騒を離れ、雪月風花に親しむ時間こそが私のぜいたくだ。
類義語
- 花鳥風月
- 雪月花
- 風光明媚
- 吟風弄月
対義語
- 無風流
- 殺風景
- 無粋