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難行苦行

読み方

なんぎょう くぎょう

意味

仏教で、悟りや救いを求めて自ら進んで行う、非常につらく厳しい修行のこと。転じて、並外れて苦しい努力や、心身に大きな負担を伴う辛苦の重なりをいう。

由来

仏教語です。『難行』は実践が難しい修行、『苦行』は苦しみに耐える厳しい修行を意味します。インド仏教に由来する観念が中国で漢訳仏典を通じて定着し、日本には仏教伝来後の6世紀ごろ(飛鳥時代)以降に入ったと考えられます。正確な初出年は不詳です。

備考

仏教由来の語で、本来は厳しい修行を指します。日常では比喩的に『非常に苦しい努力』の意味でも使われますが、やや硬く古風な響きがあります。

例文

  • その僧は山中で長年にわたる難行苦行を積み、ついに悟りの境地に近づいたといわれる。
  • 彼は若いころの難行苦行があったからこそ、今の自分があると振り返った。
  • 新技術の開発は華やかに見えても、実際には失敗続きの難行苦行だった。
  • 師匠のもとで難行苦行に耐えた結果、彼女の芸は一段と深みを増した。
  • 無理な根性論を押しつければ、必要な訓練もただの難行苦行になってしまう。

類義語

  • 艱難辛苦
  • 千辛万苦
  • 苦心惨憺

対義語

  • 安楽
  • 安逸
  • 享楽

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